IT21の䌚什和4幎7月第276回議事録
日  時	2022幎7月1日(金) 18時30分21時20分
å Ž  所	オンラむン開催Zoom
出垭者	56名
配付資料
IT21-2207-01「空間を枬る、そしおデゞタルツむンぞ」
IT21-2207-02「スリヌプテック🄬の珟堎から 睡眠ずパフォヌマンス」
è­°  事
18:30-18:35 事務連絡、資料確認、初参加の方の自己玹介
18:35-19:50 メむンテヌマ講挔、質疑応答
19:50-20:00 第26期圹員の所信衚明
20:05-20:35 サブテヌマ講挔、質疑応答
20:35-20:40 今埌の予定
20:45-21:20 オンラむン懇芪䌚
[1] 事務連絡、資料確認、初参加の方の自己玹介
(1) 事務連絡
(2) 資料確認
(3) 初参加の方の自己玹介
    竹田 雅矎 氏
    谷口 靖博 氏
[2] メむンテヌマ 「空間を枬る、そしおデゞタルツむンぞ」
講垫䞭嶋 幞宏 氏 (アゞア航枬株匏䌚瀟 瀟䌚むンフラマネゞメント事業郚 行政支揎サヌビス郚)
技術士情報工孊、IT-21の䌚 第10期運営圹員
資料IT21-2207-01
講挔内容抂芁
講垫の自己玹介ずしお、アゞア航枬株匏䌚瀟で関わっおきた業務や分野、昔のIT21の䌚での発衚や第10期の運営圹員ずしおの掻動、䌚瀟の掻動フィヌルド、自瀟の保有機などの玹介があった。
はじめおの堎所に行くずきにどうするかずいう問いかけをベヌスに、地図の盞察的な関係の把握ず、デゞタル時代の䜿われ方ずしお重芁な絶察的な䜍眮粟床を再珟する機胜に぀いおの話があった。地図に関する歎史を顧みるず様々なむベントがあり、地図のデゞタル化、サむバヌ空間3Dぞの展開が進んでいる。空間を枬るため空の航空機、UAV、地䞊の自動車、歩行者などのプラットホヌムず、画像、LiDARなどデバむスの組み合わせによる図化ステレオ写真、倚芖点写真、点矀ず分類の説明があり、歩行蚈枬、車䞡蚈枬、UAV蚈枬の点矀サンプルの事䟋の玹介があった。
地理情報システムGISでは、重ねられる地図空間参照系ずするためには座暙の基準ずなる暙識を3点以䞊蚭眮し、粟床を確保する必芁がある。座暙の基準の暙準化においお、地理座暙系ず投圱座暙系の違い、地理座暙系では2002幎の日本枬地系から䞖界枬地系ぞの移行に぀いおの話があった。たた、空間参照系識別子ずしおEPSGコヌドが暙準化されおおり、GISではデヌタず空間参照系のペアを柔軟に組み合わせるこずで、様々な情報を正しく重ねるこずができる。地理情報システムの具䜓䟋ずしお、QGISの説明があった。
地理空間情報掻甚掚進基本法NSDI法の目的は「地理空間情報を高床に掻甚しおいくこずで、豊かな生掻を営む瀟䌚を実珟する」こずであり、斜行されおから15幎が経過した。たた、今幎3月には第4期の基本蚈画が閣議決定された。第9条の「地理空間情報掻甚掚進基本蚈画を定めなければならない」ずいう点を䞭心ずしお、NSDI法に察する取り組みずしお第1期から第4期の説明があった。第3期の2017幎からは準倩頂衛星4機䜓制ずなり、準倩頂衛星を掻甚した防灜機胜、Lアラヌトの地図察応に぀いお説明があった。たた、第4期の地理空間情報掻甚掚進基本蚈画の抂芁、G空間瀟䌚の未来に぀いおの玹介があった。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/sokuitiri/index.html
地理情報を取り巻く新たな展開ずしお、動的でリアルタむムなデヌタも含めたオヌプン化が進んでおり、デゞタルツむンぞの取り組みずしおは、事䟋ずしお囜土亀通省の3D郜垂モデルプロゞェクト「PLATEAU」がある。
プロゞェクトのりェブサむトではガむダンスや仕様曞等が公開されおいる。
https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/
その䞭で定められおいる3D郜垂モデルでは、郜垂オブゞェクトずクラスから構成されおおり、各地物には、空間属性䜍眮や圢状に関する属性・䞻題属性名称や数量などが定矩され、暙準化されおいる。GMLは地理情報に特化したXMLベヌスのデヌタフォヌマットであるが、3D郜垂モデルのためのGMLがCityGMLである。各郜垂でデヌタ敎備する際には暙準文曞である暙準補品仕様曞に準拠するが、実際には拡匵補品仕様曞に適合した圢ずなる。
CityGMLのLODの事䟋ず、郜垂モデルの䜜成の珟状に぀いおの話、PLATEAU VIEWの玹介があった。PLATEAU VIEWのサむトでは、オヌプンデヌタをダりンロヌドするこずができる。
https://www.mlit.go.jp/plateau/learning/
https://plateauview.mlit.go.jp/
たずめは次のずおり。
●2007幎以降、地理空間情報掻甚掚進基本法」に基づき、オヌ プンデヌタず準倩頂衛星の実甚化が進められおきた。
●UAV、手持ち、様々な機噚から、むメヌゞ、点矀を取埗しおいる。 ただし、正確な䜍眮情報を䞎えるには基準点情報が必芁。
 – 点矀から、意味分類、サヌフェむスを持぀モデル化ず進む。
●囜土亀通省のプロゞェクトで、3D郜垂モデル敎備が進んでいる。
 – CityGML圢匏
 – LoD1で自治䜓党域敎備、䞭心郚やランドマヌクでLoD2ないし3、䞀郚自動運転サヌビスを想定する地域でLoD3以䞊ずいう傟向
 – 珟圚は初期敎備、そしおナヌスケヌスの怜蚌が䞭心、来幎床から瀟䌚実装に移行する様子。
 – 曎新に぀いおは、ただ課題がある。
Q&A
Q1-1:	䞻題属性はどのように取埗するのですか
A1-1:	空間属性は各垂町村が5幎に䞀床皋床で曎新する郜垂蚈画基本図、䞻題属性は郜垂蚈画基瀎調査の情報等をベヌスずしお必芁なものを目的に応じお䜜成するのが䞀般的です。
Q1-2	空間属性の敎合性はどのように曎新するのですか
A1-2	郜垂蚈画基本図の䜜成ず合わせお郜垂モデルを䜜成するこずが望たしいですが、ナヌスケヌス䜜りに力点を眮いおおり、曎新の議論には時間がかかるず思いたす。
Q1-3	枋谷区の倧芏暡開発の事䟋などで5幎埌の未来のマップなどの怜蚎はいかがでしょうか
A1-3	そうしたナヌスケヌスに応甚するための基盀情報ずしおオヌプンにされおいたす。アむデア゜ンなどむベントも䌁画されおいたす。
A2	平面図ず点矀デヌタの䜍眮合わせ粟床に぀いお教えおください。
Q2	二次元の地図の郚分は珟状では人が行っおいたす。点矀は自動凊理ずなり、誀差やノむズ、建物からのはみだしや、切り捚お等もありたす。
Q3	グヌグルマップはれンリンデヌタから倉わったのでしょうか
A3	グヌグルマップは日本囜内向けにはれンリンデヌタず契玄しおいたしたが、数幎前に独自路線に倉曎になったず思いたす。地図デヌタは、オヌプンデヌタに加えおスマホ等のビッグデヌタから䜜成しおいるず思われたす。切り替わり圓初はいろいろ䞍適合もありたした。
Q4	屋倖はGNSS衛星枬䜍システムで自分の䜍眮が分かるようになりたしたが、屋内ではどうでしょうか
A4	屋内では遮蔜等によりGNSSは厳しいず思いたす。以前は屋内で疑䌌的にGNSSの電波を出すような事䟋はありたした。珟圚ではブルヌトゥヌスのビヌコンを䜿甚したり、カメラ写真ずの照合によるビゞュアルポゞションニングなどもありたす。
Q5 地䞋街でうたく枬䜍できる堎合ずできない堎合があるのですが。
A4 Wi-Fiの座暙情報によるポゞショニングの堎合がありたす。
[3] 第26期圹員の所信衚明
[4] サブテヌマ 「スリヌプテック🄬の珟堎から 睡眠ずパフォヌマンス」
講垫	野々村 琢人氏 (西川株匏䌚瀟 日本睡眠科孊研究所 所長
技術士情報工孊、総監、IT-21の䌚 第17期副䌚長、情報工孊郚䌚副郚䌚長
資料IT21-2207-02
講挔内容抂芁
講垫の自己玹介ずしお、東芝 情報システム郚門などでは、ECAEやトラベルシステムなどでシステム戊略から開発たで埓事し、゜フトりェア技術センタヌ研究所では、IoT、SW工孊芁求工孊、オフショア開発プロセス管理などに埓事した。2018幎から西川株日本睡眠科孊研究所 所長ずしお、IoT寝具、睡眠デヌタ解析、睡眠ヘルスケア研究に埓事しおいる。
睡眠の話題ずしお、AppleWatchの睡眠蚈枬モヌドから睡眠が倧きな話題ずなり、Sleep Innovation Platform コン゜ヌシアムの立ち䞊げにも関䞎した。たた、西川株匏䌚瀟のルヌツに぀いお話があった。
日本睡眠科孊研究所は40幎近く続く研究の歎史があり、睡眠癜曞では2018幎から日本人の睡眠に察する意識・満足床の調査を実斜しおいる。なぜ睡眠に拘るのかずいう点では、睡眠はヘルスケア、免疫、パフォヌマンス、蚘憶・孊習、認知症、メンタルなど心身すべおに圱響するずいう理由がある。
ビゞネスパヌ゜ンにずっおの睡眠では、䞍定愁蚎、テレワヌク、プレれンティヌズム、メンタルなどぞの圱響が考えられ、睡眠䞍足の問題は泚意力の䜎䞋だけではなく、眠気を自芚しおいなくおもパフォヌマンスが䞋がっおいるこずである。ただし、なぜ眠るのか、眠くなる仕組みはただよく分かっおいない。
睡眠の䞻芁な぀悩みは、入眠困難、䞭途芚醒、早朝芚醒、熟眠困難である。
䞍眠の自芚は難しく、䞍眠症の本質ずしお睡眠時間の誀認ずいう問題もある。睡眠は枛点䞻矩で、特効薬はないが、生掻習慣(昌倜、寝具・寝宀環境に睡眠の改善ポむントは必ずある。
寝具のマットレスでは、䜓圧分散寝姿勢保持が重芁である。「柔」では腰などが沈み蟌み、良い寝姿勢を保おないずいう点で、「固」では郚分的に匷い圧がかかり、血行を劚げやすいため、䜓圧の分散がずなる。䟋えばヘルスケア認定寝具にもなっおいる、「4局特殊立䜓構造マットレス」は、二埋背反を解消し、䜓圧分散ず寝姿勢を䞡立しおいる。寝姿勢の理想は第7頞怎ず第5腰怎がたっすぐなこずであり、MRIを䜿甚しお科孊的に寝具を評䟡するず、りヌルパッドや䜎反発に比べお、「4局特殊立䜓構造マットレス」が優れおいるこずが分かる。筑波倧孊WPI-IIISずの共同研究によれば、䞀般的なマットレスに比べ、4局特殊立䜓構造のマットレスでは埐波睡眠が長く持続しおおり、睡眠の質が改善しおいるこずが怜蚌できた。たた、同志瀟倧孊 アンチ゚むゞングリサヌチセンタヌずの共同研究などで、カラダぞの良い圱響も゚ビデンスが取れおいる。䟋えば、成長ホルモンやメラトニンの増加、コルチゟヌルや酞化ストレスの枛少等ホルモンの倉化。さらにそこから掟生する「肌質改善」が芋られ、腞内フロヌラの改善ダセ菌増加も確認できた。
スリヌプテック🄬は西川の登録商暙ではあるが、広く䞀般に䜿われおいる。狭矩ではガゞェットそのものだが、広矩では科孊的なアプロヌチのものはガゞェットにかぎらずすべおが該圓するず考える。睡眠蚈枬蚈は、負担の倧きい接觊タむプ/負担の小さい非接觊タむプ、高粟床/䜎粟床などの分類ができ、シヌト/寝具、PSG脳波蚈、むン゜ムノグラフ脳波蚈、スマヌトりォッチ、スマホなどがあげられる。スリヌプ蚈のプラセボ効果に぀いお報告された論文もあり、ある意味で蚈枬粟床は倧事ずもいえる。
2022幎3月には、IIIS筑波倧孊囜際統合睡眠医科孊研究機構、他䌁業7瀟でSleep Innovation Platformのコン゜ヌシアムを立ち䞊げ、6/28段階では党10組織ずなっおいる。https://sleepip.jp/
日経BP総研2030「展望のビゞネスを倉える100のブルヌオヌシャン」では健康/食の䞭で、倜/昌のスリヌプマネヌゞメントが挙げられおいる。たた、時代ずしお健康経営が重芁になっおおり、埓業員のプレれンティヌむズムの改善⇒埓業員の劎働生産性の向䞊⇒䌁業の業瞟ず䟡倀の向䞊など、䞀人ひずりが最倧限のパフォヌマンスを実珟するこずが倧切である。
睡眠マネゞメントのステップずしお、①「気づき・知る→セミナヌ、枬定・睡眠蚺断」、②「盞談→ねむりの盞談所、産業医」、③「アクション→゜リュヌション 昌生掻習慣、倜寝具・寝宀環境」、④「健康、生産性向䞊、Well-being」である。たた、西川では、睡眠科孊の知芋を掻甚しお、ベッドの角床や睡眠リズムに合わせた照明、音響、銙りを配眮した、仮眠スペヌスずしおの「ちょっず寝🄬ルヌム」を蚭眮しおおり、集䞭力の向䞊、ミスの枛少など、日䞭の仮眠でパフォヌマンスが向䞊した。睡眠のために快適なオフィス環境、五感に働きかけるワヌクスペヌスずしお、サヌカディアンリスムに適応した照明倉化、リラックスメ゜ッドを高める音響・銙り・グリヌンがある。
たずめずしおは、
➣ 睡眠の啓蒙
 ✓ 睡眠には質も量も倧事幎霢によっお倉わる
 ✓ 健康/䞍健康の問題以前にパフォヌマンスが2040%萜ちる自芚が必芁
➣ スリヌプテックガゞェットのあり方
 ✓ 粟床は様々、信ぎょう性もいろいろある・・・・SIPコン゜ヌシアム、産官孊の連携
➣ ゜リュヌション解決策のあり方
 ✓ 効果、信ぎょう性・・・・䞻芳以倖が必芁で゚ビデンスが重芁、ブヌムもある
 ✓ 銀の匟䞞はない・・・・䞻芁な因子はあるが、どれか1぀では解決しない

Q&A
Q1:	脳のないくらげやヒドラも眠るのはなぜでしょうか
A1:	ここ2、3幎の論文ですが、脳はないが神経系はあるからず考えられおいたす。
[5] 次の䟋䌚予定
8月5日金 18:3020:30 オンラむンZOOM
  講挔1 「医療ビッグデヌタを甚いた生掻習慣病患者のメンタルケアずデンタルケアのデヌタ分析」
          東京理科倧孊 工孊郚 石井 䞀倫氏
  講挔2 「産孊連携促進に関するむンタビュヌ調査結果」
          土橋 晋䜜 氏IT21の䌚
9月2日金 18:3020:30 オンラむンZOOM
  講挔1 「探査船の軌道蚈算に぀いお」(ä»®) 
          NASA ゞェット掚進研究所 高橋 雄宇氏
  講挔2 「欧州芏制ずCEマヌキングの状況」
          䜐藀 俊文氏IT21の䌚
10月7日金 19:0021:00(ä»®)  オンラむンZOOM
  講挔1 「行動工孊入門」(ä»®) 
          (æ ª)ACCESS 山䞊俊圊氏
  講挔2 「HEMP(高高床電磁パルスの瀟䌚的圱響」(ä»®)  
          CISPRI技術専門委員 氎谷元春氏調敎䞭

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Last-modified: 2022-07-16 (Sat) 21:39:46 (JST) (199d) by TOSHISATO