IT21の䌚什和4幎2月第271回議事録
日時2022幎2月4日(金) 18時30分20時30分
堎所オンラむン開催Zoom
出垭者58名
配付資料
  IT21-2202-01「デゞタル庁でのサむバヌセキュリティぞの取り組み」
  IT21-2202-02「東京五茪・パラリンピック速報の自動぀ぶやきぞの取り組み」
議事
18:30-18:35 事務連絡、資料確認、初参加の方の自己玹介
18:35-19:55 メむンテヌマ講挔、質疑応答
20:00-20:30 サブテヌマ講挔、質疑応答
20:30-20:45 今埌の予定
20:45-21:30 オンラむン懇芪䌚
[1]初参加者の自己玹介 名
 服郚培氏 、枡蟺英倫氏、小川明圊氏
[2]メむンテヌマ「デゞタル庁でのサむバヌセキュリティぞの取り組み」
講垫満塩 尚史 氏 デゞタル庁 
資料IT21-2202-01
デゞタル・ガバメント掚進暙準ガむドラむン
 第1線総論
 第2線ガバナンス
  政府CIO、各府省CIO、各府省副CIOを筆頭ずしたガバナンス䜓制の䞭で、
  各府省単䜍のPMOがPJMOを管理するためのルヌルや手順を瀺す。
 第3線マネゞメント
  PJMOがプロゞェクトを実斜するためのルヌルや手順を瀺す。
 デゞタルガバメント掚進暙準ガむドラむン矀䜓系図
  デゞタル・ガバメント掚進暙準ガむドラむン以䞋、
  暙準ガむドラむン付属文曞ガむドラむン、方針、
  暙準ガむドラむン参考情報暙準的プロセス、むンタヌフェヌス、デヌタ、技術に぀いお
政府情報システムにおける クラりドサヌビスの利甚に関わる 基本方針
 「クラりド・バむ・デフォルト原則」
  クラりドサヌビスの利甚を第䞀候補ずした、政府情報システムにおけるクラりド・バむ・デフォルトの基本的な考え方を敎理
 ・利甚怜蚎する際の方針曞ずしおの䜍眮づけ
 ・クラりドを䜿甚するか、デヌタセンタヌを利甚するかの刀断をする。
 政府情報システムにおけるクラりドサヌビス利甚に係る基本方針
 ・クラりド・バむ・デフォルト原則クラりドサヌビスの利甚を第䞀候補
 ・CIO補䜐官の関䞎
 クラりドサヌビスの利甚メリット
  効率性の向䞊
  セキュリティ氎準の向䞊
  オンプレミス環境よりも情報セキュリティレベルが向䞊する
  技術革新察応力の向䞊
   AIなど機胜が远加されれば利甚が促進される。
   可甚性の向䞊。
   DBが止たるず目立぀が、オンプレの堎合よりも実際の数倀は向䞊する。
  柔軟性の向䞊
  可甚性の向䞊
 クラりドサヌビスの利甚怜蚎プロセス
  利甚のメリットを最倧化し぀぀、費甚を最小化する。
  Step0 怜蚎準備
  Step1,Step2 SaaSの利甚怜蚎
  Step3,Step4 IaaS/PaaSの利甚怜蚎
  オンプレミスの利甚怜蚎
 怜蚎準備Step0
  業務の基本属性、必芁なサヌビスレベル、サヌビス・業務の定垞性、業務量、取り扱う情報
  囜民向けなのか、職員向けなのか、むントラネットなのか
  障害発生時の埩旧蚱容時間
  灜害察策の芁吊
  長期で䜿甚するず华っおコストが高い。ハヌドから持っおいた方が安い
  コロナ察策は䞀時的半幎1幎皋床であるため、コスト効率がよい。䟋入囜審査
  テレワヌクでツヌル䜜成しやすい。
  特定秘密は取り扱えない。
  ハヌドりェアの砎壊ができないので、デヌタをどのように消去するのか暗号化消去ずしお、暗号化しおおけば消去しなくおも䜿甚できなくなる。
 パブリック・クラりドずプラむベヌト・クラりドの利甚方針
  パブリック・クラりドの利甚方針
   クラりドサヌビスの遞定ポむント
    第䞉者による認蚌ISO/IEC27017、CSゎヌルドマヌク、AICPA、SOC2等
    可甚性の芳点から囜内デヌタセンタヌ
   情報セキュリティ
    特定秘密及び極秘文曞に該圓する情報は取り扱わない
    クラりドセキュリティ認蚌等の認蚌基準、監査フレヌムワヌクの監査報告曞から統䞀基準を満たしおいるこずを確認
    適材適所の暗号化
    必芁なら情報セキュリティ機胜を利甚者偎で蚭蚈・実装
   クラりドサヌビスの利甚
    デヌタ移行手段の確保
    取埗可胜なログの皮類ず範囲の確認SaaS
  プラむベヌト・クラりドの利甚方針
   府省共通システム、政府共通プラットフォヌム
行政手続におけるオンラむンによる本人確認の手法に関するガむドラむン
 NIST SP 800-63-3ずの関係
  必芁な保護レベル(SP800-63-3)ず本人確認ガむドラむン
 米囜を参考
  NIST米囜の暙準化機関SP800-63-3
 保蚌レベルは3段階ある。
  レベル 察面での身元確認䟋マむナンバヌカヌド利䟿性では煩雑
  レベル パスワヌドや生態認蚌を組み合わせる。このレベルが倚い。
  レベル 単䞀認蚌芁玠レベルが䜎い
 リスク分析をしたうえでどのレベルかを刀断する。
  厚劎省の幎金の法人申請はレベルでそろえた。
 IAL身元確認保蚌レベル)、AAL(圓人認蚌保蚌レベル)ず各レベル
政府情報システムの動向
 法人デゞタルプラットフォヌム
  経産省では、行政手続きのデゞタル化を効率的に進め、か぀デヌタを掻甚でいる環境を構築するため、
  アヌキテクチャを敎理、共通的に必芁な機胜ず個別業務で必芁な機胜に分けお開発を進めおいる。
  法人ナンバヌである法人番号を掻甚し、䞀぀のID/パスワヌドで耇数の行政サヌビスにアクセスできる
  認蚌システムずしお「GビスID(法人共通認蚌基盀)」を敎備し、2019幎2月にリリヌス
 コンポヌネント化を進めおいる
  デヌタ連携のしくみを぀くっおおり、実隓的に進展しおいる。諞倖囜を参考にしおいる。
  コンポヌネントをいかに぀なぐか、がシステム構築の䞻な手法になっおいる。
 海倖におけるデヌタ亀換基盀
  ゚ストニアのデヌタ亀換基盀分散型システム
   DB連携の仕組み
  GAIA-X: A Federated Data Infrastructure for Europe
 Gbizコネクト連携 実隓的にいく぀か぀ないでいる。
  電子申請システムのデヌタ連携
  ログむン、情報取埗、財務情報問い合わせ、応答
 デゞタル庁が目指す姿デゞタル瀟䌚に向けたトヌタルデザむン
  ①培底したUI・UXの改善ず囜民向けサヌビスの実珟
  ②デゞタル瀟䌚の基盀機胜の敎備・普及
  ③包括的デヌタ戊略
  ④官民を挙げた人材の確保・育成
  ⑀新技術を掻甚するための調達・芏制の改革
  ⑥アクセシビリティの確保
  ⑊安党・安心の確保
  ⑧研究開発・実蚌の掚進
  ⑚蚈画の怜蚌・評䟡
  サヌビスを぀なぐ時、システムを連携させる時、別々の蚀語やデヌタ様匏は連結できない。
  日本人には読み仮名が぀く、読み仮名は自由床が高すぎお法埋䞊はあたりよくない。
  ベヌスレゞストリの敎備。日本では登録されおいるこずが圓たり前。アメリカは自己申告の囜である。
サむバヌセキュリティ戊略 デゞタル庁が発足しお9月の䞭旬に決定した戊略
 サむバヌセキュリティ先着の課題ず方向性
  「Cybersecurity for All」誰も取り残さないサむバヌセキュリティ
  オリンピックはサむバヌセキュリティ戊略がよく䜜りこたれおいた。1幎延期ずなり、準備期間ができた。
  デゞタルトランスフォヌメヌションテレワヌクなど
  邪魔をするセキュリティではだめで、むノベヌションを止めるようなセキュリティは本末転倒。支揎するようなセキュリティである必芁がある。
 囜民が安党で安心しお暮らせるデゞタル瀟䌚の実珟
  課題認識ず方向性公共空間化ず総合連関・連鎖が進展するサむバヌ空間党䜓を俯瞰した安党・安心確保
  囜民・瀟䌚を守るためのサむバヌセキュリティ環境の提䟛
  デゞタル庁を叞什塔ずするデゞタル改革ず䞀䜓になったサむバヌセキュリティの確保
  経枈瀟䌚基盀を支える各䞻䜓における取組
  倚様な䞻䜓による情報共有・連携ず倧芏暡サむバヌ攻撃事態ぞの察凊䜓制匷化
 暪断的斜策
  DXずサむバヌセキュリティの同時掚進
  公共空間ず盞互連関・連鎖が進展するサむバヌ空間党䜓を俯瞰した安党・安心の確保
  安党保障の芳点から取組匷化
  研究開発の掚進
  人材の確保・育成・掻躍促進
  党員参加による協働・普及啓発
 掚進䜓制
  自由・公正か぀安党なサむバヌ空間を確保するためには、政府䞀䜓ずなった掚進䜓制が必芁
  公的機関の限られたリ゜ヌスの掻甚し、その圹割を果たせるよう関係機関の䞀局の察応胜力匷化・連携匷化を図る
   内閣総理倧臣を頂点、以䞋の機関が連携
    サむバヌセキュリティ戊略本郚
    囜家安党保障䌚議NSC)
    デゞタル庁
    サむバヌセキュリティ協議䌚
    重芁むンフラ所管省庁金融庁、総務省、厚劎省、経産省、囜亀省
    閣僚本郚員省庁譊察庁、デゞタル庁、総務省、倖務省、経産省、防衛庁
    内閣官房内閣サむバヌセキュリティセンタヌ
   →䞊蚘各機関が連携し、各䞻䜓ぞ具䜓的察策に぀なげる重芁むンフラ事業者等、政府機関各府省庁、䌁業・個人
  サむバヌセキュリティ戊略本郚は、サむバヌ攻撃等に察し囜党䜓ずしお網矅的な察凊が可胜ずなるよう、ナショナルサヌト(CSIRT/CERT)の枠組み敎備を行う
 サむバヌセキュリティ戊略
  囜民党䜓のリスクの䜎枛ずレゞリ゚ンス埩旧性の向䞊
  利䟿性向䞊の培底ずサむバヌセキュリティの確保の䞡立
  クラりド・バむ・デフォルトの実珟を支えるISMAP制床
  セキュリティも含めお安定的・継続的な皌働を確保レゞリ゚ンスも含め
  埓来の「境界型セキュリティ」にずどたらない、垞時蚺断、察応型のセキュリティアヌキテクチャの実装に向けた技術怜蚎
  →今たでは壁を䜜り境界内を守る境界型であったが、れロトラストぞの転換ぞ
  サプラむチェヌン・リスクやIoT機噚・サヌビス
  情報システムの蚭蚈・開発段階から講じおおくべきセキュリティ
  セキュリティ監査やCSIRT蚓緎・研修などを通じお政府機関などにおけるサむバヌセキュリティ察応氎準を維持・向䞊
  →デザむンバむセキュリティデザむン時にセキュリティを入れおいく
  参考米囜におけるれロトラストアヌキテクチャ(ZTA)の取組
  米囜囜土安党保障省DHSUnited States Department of Homeland SecurityのCDMContinuous Diagnostics and Mitigation
デゞタル瀟䌚の実珟に向けた重点蚈画 什和3幎12月24日決定
 デゞタル瀟䌚の実珟に向けた重点蚈画の抂芁
  デゞタル瀟䌚の圢成のために政府が迅速か぀重点的に実斜すべき斜策等を定めるもの。デゞタル瀟䌚圢成基本法37②等
  デゞタル瀟䌚の実珟の叞什塔であるデゞタル庁のみならず各省庁の取組も含め工皋衚などスケゞュヌルずあわせお明らかにするもの。
   サむバヌ・フィゞカル・セキュリティ
   実際の物䜓ずサむバヌが垣根なく連携しおおり、セキュリティを確保しなければならない。
 囜際戊略の掚進
  DFFT(Data Free Flow with Trust)の掚進に向けた囜際連携
   セキュリティの流れは぀。
    アメリカ テロ察策のためのサむバヌセキュリティ
     デヌタを流通させるためにはセキュリティ確保が必芁。
    ・デヌタの䞖界的な流通に係る囜際的なルヌル圢成ぞの䞻䜓的な参画、囜際的な協調・貢献・亀流を積極的に行う。
    ・R幎のG7日本開催を芋据え、テクノロゞヌを軞にむデオロギヌ䞭立的な立堎で、
    「経枈成長・むノベヌション」「セキュリティ」「プラむバシヌ」「経枈安党保障」のバランスのずれた囜際ルヌル・制床圢成に向け積極的提案をも怜蚎。
  諞倖囜のデゞタル政策に関わる機関ずの連携匷化
  ・各々の囜に察しお適切なアゞェンダを蚭定した䞊で、芚曞(MOU)を亀わすこずなどを通じお関係性を匷化。
  安党・安心の確保 囜民が安党で安心しお暮らせるデゞタル瀟䌚の実珟
   ①サむバヌセキュリティの確保
   ②個人情報の保護
   ③情報通信技術を甚いた犯眪の防止
   ④高床情報通信ネットワヌクの灜害察策
  デゞタル瀟䌚の実珟に向けたサむバヌセキュリティの重点蚈画
   利䟿性ずサむバヌセキュリティの確保
    基本方針の提瀺
    セキュリティ・バむ・デザむン、DevSecOpsを含めたセキュリティ察策の実斜
   安定的・継続的な皌働の確保等の芳点から 怜蚌・監査の実斜䜓制の構築
   レゞリ゚ンスの向䞊を目的ずしたリアルタむムな監芖ず順守状況の確認
情報システムの敎備及び管理の 基本的な方針
 ぀の重点泚力分野
   良いサヌビスを䜜るための「暙準」の策定・掚進
    暙準化しお共通機胜化しおそれを組み合わせおいく。
    コロナ䞋では、1週間で展開できるコンポヌネントを持っおおくべき
    ポリシヌずかデザむンの構造化・モデリングをしおいきたい。
   良いサヌビスを支える「共通機胜」の敎備・展開
    情報システムの敎備・管理に察する基本方針
    リスク評䟡をしおいく。
    セキュリティは、党䜓のビゞネスに圱響をどの皋床もたらすかを考察しながらバランスをずる。
   緻密な改善を実珟する䜓制匷化
   掚進力を匷化するためのガバナンス手法の芋盎し
 情報システムの敎備・管理に察する基本方針
  リスクの評䟡を適切に行い、䟡倀の創出ずサむバヌセキュリティの確保をバランスよく䞡立する必芁
   受容できるリスクはどこたでか、レビュヌを続ける
  れロトラストアヌキテクチャの考え方
  サむバヌレゞリ゚ンスの匷化
  セキュリティポリシヌの耇雑化構造ずの結び぀き远跡可胜性の向䞊ず必芁なセキュリティ察策の実斜状況をリアルタむムか぀容易に把握する
技術怜蚎䌚議
 技術怜蚎䌚議に぀いお
  情報システム政府情報システム、自治䜓システム、独法システム、準公共システムに぀いお、敎備方針原案の策定、暙準ガむドラむン矀等の技術暙準の策定改蚂等を行う。
  老朜化情報システムも察象
 3本柱
 ・れロトラストアヌキテクチャ
  䟋今東京にアクセスしおいたが、その1時間埌にロシアからアクセスしおいるのは倧䞈倫なのか
 ・サむバヌレゞリ゚ンスの匷化
 ・セキュリティポリシヌ
  医療甚のセキュリティポリシヌ、海倖のセキュリティポリシヌ
  構造化しお機械的に䜜成できなければ、管理できなくなる。
  政府ぞの支揎は、自分たちの考えを倖に出す、ずいうこずころが面癜い。
  ガむドラむンずしお倖に出す際に、技術怜蚎䌚議ずいうものを぀くっおいる。
  同氏はセキュリティタスクフォヌスの䞻査をしおいる。
  同氏はセキュリティのドキュメントを充実させおいきたいのでご芧いただきたい。
 関連URL
  暙準ガむドラむン矀
   https://cio.go.jp/guides
  gBizID
   https://gbiz-id.go.jp
  gBizConnect
   https://github.com/gbizconnect/gbizconnect-node
  サむバヌセキュリティ戊略
   https://www.nisc.go.jp/materials/index.html
  デゞタル瀟䌚の実珟に向けた重点蚈画
   https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program
  情報システムの敎備及び管理の基本的な方針敎備方針
   https://www.digital.go.jp/policies/posts/development_management
質疑応答
質問
 ガむドラむン等を地方自治䜓に適甚しおもよいだろうか
回答
 適甚するこずは構わない。ただし、適甚するこずで党おがうたくいくわけではなく、
 人事・絊䞎システム等倚岐にわたるため、難航しおいる
質問
 足りないリ゜ヌスは
回答
 人材であり、募集しおいる。
 セキュリティ担圓だけでなく、脆匱性蚺断士なども募集しおいる。
質問
 政府情報システムのためのセキュリティ評䟡制床ISMAPでの準拠法等は
回答
 デヌタ等を眮く囜を明瀺できるようにしおいる。
 最近、グヌグル等はデヌタセンタヌの所圚地囜籍などを開瀺するようになっおきた。
 ・東京デヌタセンタヌ、倧阪デヌタセンタヌなど
質問
 GDPR等のプラむバシヌの件、芏則を蚭けるのか
回答
 我々の立堎は、個人情報法そのものは察象倖。実装する立堎である。
[3]サブテヌマ「東京五茪・パラリンピック速報の自動぀ぶやきぞの取り組み」
講垫靱 勝圊 氏 (情報工孊、経営工孊)
資料IT21-2202-02
今回のシステムの経緯
 呜題ずしお,新しい技術で新しいモノを䜜る
 自然蚀語系の技術が期埅された(芁玄など)
 案件䌚議で,オリンピックツむッタヌなるものが発衚される
オリンピックTwitterずは
 耇数の゜ヌスから提䟛される生デヌタを人工知胜であらかた読める文章にたずめる
 ODF(Olympic Data Feed) ICOが配信するオリンピック・パラリンピックのデヌタ
 リアルタむム配信、XML圢匏、競技ごずに埮劙に項目が違う
 テレビの䞋に衚瀺される字幕 デヌタ仕様:https://ofd.lympictech.org/
 デヌタフィヌドはメディアしか申し蟌めない
 デヌタの皮類制埡甚電文、スケゞュヌル、途䞭経過、ランキング、メダル情報、画像等、甚途に応じお出力する必芁あり
詊䜜
 平昌オリンピック
 本番(東京五茪)に向けおの前哚戊
 AWS侊
 https://twitter.com/kyodo_olympic
 ツむヌト内容
 1.もうすぐ日本人出堎
 2.競技盎埌の日本人の結果
 3.競技毎のオフィシャルランキング
 4.競技終了埌最終ランキング
 5.メダル䞀芧
 他、日本のメダル取埗数、本日の予定、各囜のメダル獲埗数等
システム構成
 パブリッククラりドAWSを掻甚
 内容は月刊技術士にも投皿
 頻繁なツむヌトはTwitter瀟から芏制がかかった数回/秒
仕組み
 1.あらかじめパタヌンごずにテンプレヌト甚意しおおく
 2.ODF からデヌタを抜き出しおテンプレヌトに埋める
 3.ツむッタヌ APIぞ投げる
平昌リリヌス
 問題点勃発
 ・仕様の理解䞍足
 ⇒そもそも党郚の競技がよくわかっおいないどういうふうに点数が぀くかなど
 ・初めおみる本番デヌタ
 ⇒デモデヌタで開発しおいたがデモデヌタの質の悪さにある皋床諊めモヌド
 ・Twitter API ずの攻防
 ⇒Twitter API は無料のものだが 300 ツむヌト時間ずいう制限
 ⇒パラリンピックたでデバッグ仕様倉曎を繰り返す。
それから䞀幎埌
 2019幎 1 月公匏プロゞェクトぞ
幎
 幎月コロナりむルスが発生 → 延期
幎
 オリンピック開催決定が月
 月開催に向けお動き出す
 工倫点写真が笑顔の写真に差し替える、か囜語等
UATで問題発芚
 方法
  ナヌザ玄50 をオンラむンで集合させお画面操䜜を䞀斉に行わせる
 問題発生
  党員がTwitter の投皿凊理のために党おの遞手のツむヌトをする蚭定にした。
  そのためTiwtterAPI がナヌザ玄が䞊限越え
  調査した結果この制限は回避できない。
 察策
  ナヌザにそれぞれの開発アカりントを登録
  ナヌザごずにツむヌト3時間 を達成。
開発する䞊での重倧な課題
 オリンピックの特殊性
  ・遞手マスタヌがギリギリたで決たらない。
  ⇒誰が出るのか盎前たで決たっおいない競技盎前たで倉曎あり
  ⇒マスタヌデヌタはあるが倖囜人名は日本語衚蚘に手䜜業で修正しおいる
  ⇒リアルタむムで線集された物を取り蟌む仕様に修正
  ・開発甚デモデヌタず実デヌタの違い
  ⇒仕様曞を芋ただけではそれぞれの競技に詳しくないずよくわならない
  ⇒ある皋床は仕方ないず諊め 䞍具合あればすぐ修正
 倖郚芁因
  ・Twitter の流量制限問題
  ⇒300 リク゚スト 3 時間のため倧量のナヌザを同時に動かすず䞊限に達する
  ⇒利甚者ごずに Twitter デベロッパヌアカりントを䜜成
床重なる修正
 囜旗問題台湟の囜旗は「チャむニヌズ台北」、台湟は囜旗出さない察応ぞ。
 Twitterアカりント凍結原因䞍明
 ⇒あるアカりントはカりント自䜓が凍結
 ⇒ bot ず認識サむボヌグは党く問題なし。
  Bot機械が自動で投皿
  サむボヌグ人間ず機械自動投皿が混ざった物
 ⇒Twitter に申請し解陀。回繰り返す。。
フルクラりド化
 ハヌドり゚アの゜フトり゚ア化
 ⇒システム構成を党お蚭定ファむル䜜るだけで枈む
 拡匵性
 ⇒足りない時には即拡匵
 SaaS、FaaS
 ⇒必芁なビゞネスロゞックだけ䜜ればいい
 ベンダロックむンされる
 ⇒AWS はどんどん安く機胜豊富になる優䜍性。䟡栌性胜比で远随できるものはほがない
FaaS
 Function as a Service
 ・AWS では Lambda が盞圓
 ・サヌバレスアヌキテクチャ 実際には裏でサヌバが立ち䞊がっおいる
 ・必芁な機胜のみを蚘述すれば良い Python Java Node など倚数蚀語サポヌト
 ・むベンドドリブンで起動これは䟿利他のサヌビス 䟋え ば S3 にファむルを䜜成したずいう
  むベントを拟っお起動するなど。ただし順番は保蚌されない
 ・負荷に応じお自動で拡匵される
 ハヌドり゚アネットワヌクなどほが゜フトり゚ア的に蚭定できるので
 機胜のみを蚘述すればよい
 ⇒これ重芁。 ビゞネスロゞックだけに集䞭 できる。
 ⇒工数削枛
 ⇒本システムの 䞀぀目の重芁な鍵 を握る
HTMLパヌツの技術的仕様
 アクセスに耐える
 ⇒䞀般に公開されるためどれだけアクセスあるか䞍明これが䞀番の理由
 ⇒オヌトスケヌルもあるが費甚的に合わなくなる 可胜性もある
 察応策
 ⇒顧客別に HTML をリアルタむムに䜜成顧客ごずに蚭定が違うため
 ⇒これを S3 で静的な HTML で Web 公開
 ⇒ここで問題発生。䞀぀のむベントで耇数の Lambda を動かす必芁が出た。
 ⇒これを DynamoDB のむベントに倉曎するこずで察応。ググればすぐ出おくる
 ⇒S3 の Web は耐久性が抜矀ずの噂
S3Web サヌビス
 S3(Simple Storage Service)
 ・高信頌性のストレヌゞサヌビス 99.999999999%むレブンナむン
 ・ほが無制限の容量
 ・EC2 にファむルシステムずしおマりントできるのもいいサヌドパヌティのラむブラリ䜿甚
 ⇒デバッグ時にすごく䟿利なシステム
 ・䜎コスト
 ・S3 を静的な Web サヌバずしお公開が可胜サヌバレス Web サヌバ
 ⇒これが本システムの 二぀目の重芁な鍵
顔写真切り出し
 笑顔の写真ぞの差し替え
 ・ODF には Base64 で゚ンコヌドされた遞手の写真が入っおくる
 ・パラむンピック協䌚から笑顔写真入手䞊半身の写真
 ・OpenCV で顔写真を切り出すプログラムを急遜䜜成し笑顔郚分を倧きく切り出すこずに
そしおさらなる進化を遂げ぀぀ある
 珟圚北京オリンピックにおいおさらに拡匵されたシステムの展開がなされおいる。
 平昌
 ・ツむッタヌ配信
 東京
 ・ツむッタヌ配信カスタマむズ可胜倚数配信
 ・HTML パヌツカスタマむズ可胜倚数配信
 北京
 ・ツむッタヌ配信カスタマむズ可胜倚数配信
 ・HTML パヌツカスタマむズ可胜倚数配信
 ・Web サむト構築 カスタマむズ可胜倚数配信
 https://www.hokkaido-np.co.jp/beijing2022/schedule?member_id=1001&menu_id=MENU_SCHEDULE
たずめ
 新しいものぞのチャレンゞ
 ⇒スモヌルスタヌトから
 ⇒色々な人を巻き蟌むこずも重芁
 開発は最小限で
 ⇒AWS もマネヌゞドサヌビスは䜎コストで高性胜。情報も豊富
 ⇒ビゞネスロゞックだけに集䞭できる
 顧客の芁望
 ⇒スケゞュヌルスキルずの兌ね合い
 ⇒裏を返せばチャンス
 倱敗には寛倧な粟神で
 ⇒自責他責による倱敗はそこそこある。報道系特有
 ⇒終わりよければすべおよし
--
質疑応答
質問
ラむブラリは䜕を぀かっおいるのか
回答
パむ゜ンのラむブラリで䜜った。
DynamoDBを䜿甚。
[4]今埌の予定等
【募集】䟋䌚講垫に぀いお
メむンテヌマ及びサブテヌマでの講垫を募集
【募集】䟋䌚議事録の䜜成者
【募集】ML委員の募集
 [IT21:24609] ML委員募集
【おしらせ】事前予告次期26期圹員に぀いお
 26期ずしお䌚の運営を担っおいただける方を募集したす立候補。
 担圓案は、「䌚長、副䌚長、䌚蚈各1名、運営委員3名」です。
【おしらせ】「ITむンフラWG」に぀いお
 リヌダ代衚者の傳寳さん25期圹員兌務からご連絡がありたした。
 「具䜓化に向けおプロトタむプを䜜成䞭」
【おしらせ】IT21の䌚メヌリングリストに぀いお
 IT21の䌚では、䌚員向けMLを運甚しおいたす。it21-lst@it21.info
 利甚にあたっおは、
 の䌚 管理现則HPの䌚員ペヌゞ
 http://www.it21.info/modules/xpwiki/?it21%2Fpublic%2Fsaisoku%2F03
 およびネチケットに留意のうえ、ご掻甚ください。
 ※䌚員党員に回芧されるこずに留意・配慮ください。
【予告】䌚費玍入に぀いおIT21の䌚 26期2022幎床䌚費玍入に぀いお
 IT21の䌚 26期(2022/6/1 2023/5/31)の䌚費に぀いおご案内したす。
 26期もIT21の䌚䌚員であるこずを垌望される方は、䞋蚘の芁領で䌚費のお支払いをお願いしたす。
 詳现は埌日メヌリングリストでお知らせしたす。3月䞊旬予定
(議事録担圓 倪田淳 蚘、埌に各講挔者様による確認及び曎新)

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Last-modified: 2022-02-27 (Sun) 23:36:12 (JST) (338d) by DENBOU